今話題のマイケルジャクソンの映画
『THIS IS IT』を観てきました。
リアルショップが夜8時に閉店なので
その後のレイトショーに駆け込みました。
この映画はマイケルの幻となってしまった
ロンドン公演のリハーサル風景と舞台裏などをつづった
ドキュメンタリー音楽映画です。
一言で表すなら ただただ感動!!
彼の歌声 ダンスパフォーマンスや演出は
もう素晴らしいの一言に尽きます。
音楽を愛する全ての人たちに観ていただきたいです。
彼独特の繊細かつ天才的感性が随所にみられ、
ヒューマン・ネイチャーのリハーサル映像では
彼の美しい歌声と彼の愛そのものの存在感に
もう涙が止まりませんでした。
彼の生前の映像で一度だけエネルギー視したことが
ありますが、本当に天使のように繊細で美しく
まさに愛の光を放つという感じだったのです。
あそこまでの大スターでありながら強烈で
ギラギラとしたものは全く感じられず
本当にピュアで愛でしかない人という印象を
受けました。
その時以来ずっと 私はマイケルは宇宙からやってきた
異星人なんじゃないかと密かに思っていたくらいです。
彼のように自分の感性のまま生きた人に
現実社会にどっぷり浸かった様々な出来事は
本当に辛かっただろうと思います。
彼が亡くなってからいろんな噂がたちました。
病気でロンドン公演は所詮無理だったんじゃないか
50歳という年齢による体力の低下で
最初っから全くやる気がなかったんじゃないか。など
しかしそんな批判的意見は
この映画をみればぶっ飛んでしまいます。
マイケルにそんな態度は微塵も感じられませんから。
ロンドン公演のクルーたちに対して言った
「僕を信じて!!全力を尽くそう」という
彼の言葉には ファンの人たちに対しての感謝の思いや
絶対にこのロンドン公演を成功させたいという意気込みが
ひしひしと伝わってきます。
ちょっとした場面でもプロとして全く手を抜かないマイケル。
自分の感性をミュージシャンたちに懸命に伝える姿に
自分が愛してきた仕事への情熱、プロとしての
妥協のない厳しさを垣間見たような気がしました。
日頃の自分自身に対する甘さをとても反省しました。
またマイケルに関して、あり得ないような
不思議なことがありました。
彼が亡くなった後 2週間たっても彼のエネルギーが
彼の画像から出続けていたことです。
同時期に亡くなったファラ・フォーセット
のエネルギーは亡くなってすぐ消滅しているのに
マイケルは2週間もの間エネルギー的には存在していました。
これは全世界のマイケルファンが「そんなはずはない」という
彼の死を認めなかったということも関係しているかも
しれませんが、
あれだけ作り上げたロンドン公演をどうしても成功させたかった
という思いが彼のエネルギーを存在し続けさせたのかも
しれませんね。
映画を観終わってからもずっと頭から離れなかったのは、
「世界の音楽界における最大の損失である」ということと
「本当に惜しい人を失くしてしまった」という想いです。
ここまでの感性をもつ天才はもう現れないでしょう。
マイケル!!どうぞ あなたの故郷の星で
心安らかにお過ごしください。
私たちは地球上でのあなたの活躍を一生忘れないことでしょう。
明日、2回目の鑑賞に行ってきます!!
ソフィーママ
クロアイシネマ劇場へ