前回、気づきの元になった本を紹介するとお約束致しました。
それでは 早速その本の紹介と説明を!!
・・・・と思ったのですが、(^_^;)
聖者本はそれぞれに特徴もあり、その本との出会いや
読んでいった順番や経緯にも触れる方が
より聖者本の深さを感じて頂けるのではないかと思い、
紹介の方法を変更することにしました。
というわけでこの「私を導いた聖者本」は
何回かに分けてシリーズ紹介していきたいと思います。
今まで読んだ聖者本をずら~~っと紹介していきますね。
初めて出会った聖者本
アイ・アム・ザット 私は在る―ニサルガダッタ・マハラジとの対話
(読む度に新しい発見がある、語ることで真理を教える聖者本)
この本は質問者とマハラジとの質疑応答の対話形式なっているのですが、
初めて読んだときは質問者の部分を飛ばしたくなるのです。
というのもマハラジと質問者との思考の歯車が全く噛み合っていず、
マハラジが言おうとしているのはそういうことじゃないでしょう!!
とヤキモキ イライラしてしまうのです。
といいながらも私自身も決してマハラジが言ってることを理解
出来ていたわけではありません。ただマハラジが言っている言葉を
読んでいるだけで心が安らぐ感じがするので
マハラジのところだけ抜粋して読みたくなるのです。
そしてこの本は2回目に再び読もうとページを開いたときに
新たなる衝撃がありました。
今度はマハラジの言うことがとっても理解できて頷けるのです。
なるほど そうか!!と読んでいてすごく気づいたと思えるのです。
しかしこの気づきは、この聖者の世界観を知るための
初歩段階に過ぎなかったようです。
3回目、聖者の言っている世界観を一度
体験してみた後に読んでみると、全く違う発見が
あることに気づき、これは同じ本なのか?と思うほど驚きました。
各自の魂の段階の気づきによっていろんな発見があるようなのです。
この素晴らしい本は初心者から真我の世界を
忘れないために読み返す本としても大変素晴らしいと思います。
この本はそんな何度も読みたくなる本の中の一冊で、
また、どんなに語ってくれても「私は在る」という真実だけは
やり方は違えど、どの聖者も全く変わらず同じことを言っています。
なんども何度も言葉で説明してくれて やがてその通り!!と
同調することが出来るようになるにつれ この本の本当の
良さが分かるのかもしれません。
2冊目の聖者本
覚醒の炎―プンジャジの教え
(一見難解な、聖なる教えを喩えを使うことで易しく理解出来る本)
次に出会った聖者本はこのプンジャジの本です。
この本はブログでも紹介しましたのでここでは
詳しい説明を省きますが、ニサルガダット・マハラジの後に読んだせいか、
この人の特徴でもある喩えを交えての教えのせいか
とてもわかりやすくく読みやすい本なのです。
ニサルガダット・マハラジでは「ただ在りなさい」と繰り返すことが多く、
その在り方が分からないのですという疑問がわいてきます。
そしてプンジャジの本でソフィーはようやくその方法を見つけます。
それは「考えているのは誰か?」です。
この問いかけ一つで思考で渦巻いている心はすーっと静まり、
沈黙の中、誰でもない本当の私というものに出会えるのです。
これはすごい体験でした。
やり方は分かったけどリアルショップオープンの忙しさと重なった為
少し分かったように感じただけで、ある一冊の本に結びつきながらも
しばらく聖者本からは離れることになります。
そのある一冊の本がラマナ・マハルシの「あるがままに」なのです。
プンジャジの師ということで師弟関係つながりで手に入れた本ですが、
一瞬ページを開くなり、「あっ、まだ無理 この本は深すぎる」
と思い、しばらく本棚に留まり、もう少し後で読むことになります。
その後、急に、量子物理学や量子宇宙論にハマリ
頭がおかしくなるほど難しい本を抱え込んで読みました。
とはいえ、現代の量子物理学の本は計算式を全く使わず
目に見えない世界観を説明してくれるので
数学が苦手なソフィーは、そんな理解出来そうな
エネルギーの世界にのめり込んでいったのです。
そうしていく内に、頭を使いすぎたのか、めまいが始まり、
いくら知識を入れようと思っても本能で拒否しているのか、
1ページも先に進めなくなってしまいました。頭の構造の限界でしょう!(^_^;)
それでも私は知識の探求を諦めることはありませんでした。
その後 追い打ちをかけるように身体に原因不明の異変が起こり
平衡感覚が完全に狂い出します。
一時は、な~んにも出来ない、一人では生きていけない
無理矢理、全てを手放さねばならない状況になったのです。
今から思えば宇宙にゆだねることの一回目のチャンスでした。
しかし、こんな自分の状態に嫌気がさしながらも
それでも知識に助けを求めて、方法論の世界にのめり込みます。
不可思議な世界や神聖幾何学、ネイティブアメリカン系など
シャーマニズムの世界に心奪われるようになります。
こうして、カルロス・カスタネダや、アーノルド・ミンデルの本
と探求に探求を重ねていきますが、聖者本にあるような
真理や悟りに到達することとは、ほど遠い状態のままでした。
心も晴れず、いっこうに体調が戻らず 救いを求めて彷徨うように
アマゾンでネットサーフィンをし続けていました。
そしてようやくある聖者本にたどり着きます。
それが、180度 私の人生観を変えた本、
愛という奇蹟―ニーム・カロリ・ババ物語 だったのです。
次回に続く
Mama Sophie